歯科用拡大鏡とは
視野を拡大するということ
歯科医療はミクロの世界です。 肉眼では見えているつもりでも、実際に拡大して見ると、まったく違った世界が広がっています。 拡大しなければ多くのことを見逃しているということになります。
患者さまの将来を考えた治療を心がけて
10年後の歯をお守りするため、当院では拡大鏡を使用して診療に臨んでいます。 肉眼で確認できなかったものが見えるようになることで、より正確で繊細な作業が可能となります。 正確な診断で患者さまの将来を考えた治療を心がけてまいります。
歯科用拡大鏡を使用した際の視野
※拡大鏡使用による料金はかかりません。
拡大精密治療のメリット
拡大視野が可能にする歯科治療
精度の高い治療は長持ちする歯を作るために必要なものです。
むし歯治療
- むし歯になっている部分を的確に見極める
- 歯を削る量を最小限に抑えられる
根管治療
根管は(歯の根)は複雑な形状をしています。
肉眼では確認できない部分が多く、歯科医師の経験と勘が頼りとなる治療でした。
しかし、拡大鏡を使用することで、隠れた根管も確認しやすくなり、治療の精度を格段にあげることができます。
- 問題部位をしっかりと確認できる
- 歯を残せる可能性が上がる
補綴治療
歯と詰め物の間に隙間があると、そこから細菌が侵入しやすくなります。
結果的に、むし歯の再発や状態を悪化させるリスクが高まります。
拡大鏡を使用することで、適合性が高い補綴治療が可能となります。
- 補綴の精度を上げることができる
- むし歯の再発を防ぐ
- 適合性が高く、長持ちする
むし歯・歯周病の予防
肉眼では確認できない歯のひび割れ(クラック)や、表面のざらついた微小な歯石も確認できます。
- むし歯を早期に発見できる
- 微小な歯石も見逃さずに除去できる